シニアのご夫婦の住まい。体が不自由なご主人が暮らしやすいバリアフリーを目的とした新築です。

• 1階は玄関から室内まで全て床はフラット、部屋間の扉は奥様の部屋以外は全て引戸にし、車いすで楽に移動できるようにしました。トイレは、車いすが十分に回転できる十分なスペースを確保しました。
• ご主人が、将来的に階段が使えなくなった際は、デッキの脇に車いす昇降機を設置できるスペースと、車いすで出入りできる扉を設けました。
• 1階の壁は全て、車いすがぶつかっても傷がつきにくいように木製の腰壁を廻しました。転倒の際の衝撃を緩和するために、フローリングは衝撃吸収タイプ、水廻りの床の塩ビシートもクッション性の高い商品を採用しました。
• 面積の制約がある中、車いすで楽に移動できるスペースを確保する事を優先しました。日常使うものの収納を1階に確保し、使用頻度の少ない物は、2階に設けたウォークインクロゼットや納戸に全て納めるようにしました。